【旅log】熊本県の『福連木官山の水』にツーリングへ Let’s GO

旅log

九州に住んでいても知らないスポットや魅力がたくさんあります。
今回も相棒「ジクサーSF250(愛称:ジク助)」と共に九州の魅力を発掘・紹介していきます。
今回、紹介させていただくスポットは『福連木官山の水』です。

天草の水源巡り第3弾ということになります。
少し熊本県の水源について調べてみると、天草には5カ所ほどの水源がある事が解りました。
もしかすると、知らないだけでもっと多くの水源があるのかもしれません。
もし、この水源巡りを見てくださった方で情報をお持ちでしたら、ぜひ教えてください!!

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【熊本県】キャンプ場のそばにある「福連木官山の水」

この水源は「福連木子守唄公園オートキャンプ場」というキャンプ場の近くにあります。
福連木子守唄公園オートキャンプ場は、天草でもかなり有名なキャンプ場です。
シーズンになると、毎日のようにキャンパーが訪れてひと時を楽しんでいます。

国道266号線から県道24号線に移り、さらに県道35号線を走らせるとこのキャンプ場へ到着します。
天草市役所から18kmほどの距離にあり、天草の自然満点な場所にあります。

天草には「天草空港」がありますが、便数やアクセスが少なく遠方の方は「熊本駅」からレンタカーを借りて天草を訪れる方がいいかもしれません。
また、キャンプ場へ訪れる方々は、基本的に自動車かバイクでしょうからお越しの際は安全運転で訪れてください。

さて、「JR熊本駅」から97㎞程度の距離になります。車だと「2時間半(天草有料道路使用)」といったところでしょうか。
正直言って、かなり遠かったか印象です。途中でおしりが痛くなりました。
一番近い高速ICは、熊本県の「松橋IC」が一番近いインターチェンジになります。所要時間は「2時間」程度ですので、JR熊本駅より少し近い感じです。

福連木官山の水」の所在地
〒863-2806 熊本県天草市天草町福連木3182−1
駐車場:無し(道路の端に駐車しかできない)
取水料金:無料(人気も無いので完全無料だと思います)
トイレ:無し(キャンプ場に有り)

このようにして書くと、いかにもキャンプ場から近そうですが、歩いて行ける場所ではないので注意してください。
正直言うと、キャンプ場から800mくらい離れている山林内にあります。歩いていくには勇気と体力と根性が必要ではないかと思います。

【場所】「福連木官山の水」の地図

地図でもお分かりいただけると思いますが、キャンプ場から南に800mほど行った山林内にあります。
道路自体は整備されていますが、上り坂がきついので歩きではかなりきついと思います。

【水源】福連木官山の水までのツーリングの経路

JR熊本駅から出発するも、走行距離は90kmを超えています。
途中で休憩したほうが、運転に疲れないのと事故防止の観点からも推奨します。

途中休憩をするなら、「道の駅 有明」という場所が中間ポイント付近なのでおススメです。
この道の駅には、大きなタコのオブジェがあるので寄ってみるといいかもしれません。
プチ情報として、この道の駅に売っている「オクトパス」のぬいぐるみは、受験生に人気で「置くとパス(受験をパス)」と言われています。

とりあえず、福連木官山公園を目指すといいと思います。

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カーナビには「福連木官山公園」を設定すると案内可能です

こちらは、カーナビの機種によっては設定できないかもしれませんが、自分が乗っている車のナビには出てきました。
あまり推奨は出来ませんが、レンタカー等で行く際はスマホナビを使うのもいいかもしれません、googleマップなら「福連木官山公園」で設定可能です。

ただ、google先生はビックリする道へ案内することがありますので注意してください。

天草の海沿いのツーリングは、走るだけで癒される

天草の海の香りを楽しみながらツーリングしていたら、ついつい休憩なしで目的地まで来てしまいました。
それほど、天草の海沿いのツーリングは気持ちがよくて、走っているだけ癒されるんですよね。

途中休憩で『道の駅 有明』で休憩予定でしたが、気づいた時には通り越していました。
せっかく、大きなタコのオブジェを撮ってから行きたかったのですが。。。
仕方が無いので、帰りの道のりで寄ってきました。

こんなオブジェが海岸沿いに設置されています。観光客の皆さんも写真を撮っていらっしゃいました。
隣には合格祈願の絵馬を奉納するところもあり、多くの方が合格祈願の絵馬を奉納されてあります。

キャンプ場と公園が広い、水源はちょっぴり遠かった!!

こちらが、公園の駐車場になります。訪れたのが3月なのでキャンプ場は閉鎖されていました。
しかし、公園には多くの方が訪れていて、活気がありました。
この駐車場の右奥がかなり広い公園になっていて、トイレも管理されていてきれいでした。

今回の目的地は「水源」なので、もう少し公園内を見物したかったのですが先へ急ぎます。

事前情報がないと、確実に発見できません(たぶん)

上記の写真だけを掲載してもたどり着くことは、ほぼの不可能に近い気がします。
それほど、解りにくい場所にあるのと、まさかこんな所にあるなんてって感じです。

公園の周辺の山林なんて、このような風景だらけでとてもじゃないけど一発で見つけることが無理な気がします。
自分も「あぁ・・・見つけきれないかも。。。」とあきらめかけた時に発見しました。
もし、バイクではなく自動車で探していたら見つけきれなかったかもしれません。

公園からの経路の紹介

公園やキャップ場を過ぎて、100mほど進むとこのような側道があります。
この側道に降りて進んでいきます。

側道をさらに進んでいくと、一本の橋が現れます。
橋の名前は「樫の木橋」と書いてあるので、この橋を探しましょう。

橋を渡った林道は、こんな感じの上り坂が続きます。
この坂を600mくらい進むと、左側に水汲み場がありますので、ゆっくり走ることをおススメします。

大きな水汲み場ではないけど、お水は格別です!!

バイクとの大きさを比較すると解っていただけると思いますが、水汲み場は本当にこじんまりとしています。
なので、油断していると気づかずに通り過ぎてしまいそうです。

苦労して見つけた甲斐もあり、「天草の自然の恵み」をいただけました

山道の脇には小さな川も流れていて、辺り一帯が非常に涼しくて気持ちのいい場所です。
天草の大自然のど真ん中にいるような気分で、本当に癒されました。

そして、肝心の『湧水』ですが、気温が高かったおかげか水は本当に冷たくて美味しかったです。
脇には小さな「お地蔵様」が鎮座されてたので、帰りの安全を祈願してきました。

【解説】「福連木官山の水」について

 天草下島の真ん中の角山(526m)という麓にある福連木地区は、現在はキャンプ場や公園が整備されています。
角山周辺一帯を通称「福連木官山」と呼ばれていて、江戸時代には幕府管理下に置かれていたそうです。
当時、官山のカシの木は良材だったようで重宝され、槍の柄として将軍家でも使われていた。

先ほど言った山道の脇を流れ下る渓流は「福連木官山の水」と呼ばれ、昔から住民たちの生活に欠かせないものだったらしく。
地元の主婦たちは、その川で井戸端会議をしながら野菜を洗ったり、洗濯をしていたという。

また、この「福連木官山の水」は、『くまもと名水百選』にも選ばれてる名水です。
名水に選ばれる水源には、多かれ少なかれ「歴史」が垣間見える場所なんですよね。
この「福連木官山の水」も決して大きな水汲み場ではありませんでしたが、なんだか「パワー」を貰えるようで、なんだか元気になった気がします。

【まとめ】大自然を凝縮したかのような「福連木官山の水」でした

今回の「福連木官山の水」を探すのは、少し大変でした。
しかし、大変な分「おいしい水」に出会うことも出来たので、個人的には満足です。
天草というと、島が連なった地域で「おいしい水源」というイメージはなかったのですが、今回や前回の水源巡りで考えが変わりました。

そして、何より一見したかったキャンプ場も覗いてみることが出来たので満足です。
シーズンオフだったので利用客はいませんでしたので、シーズン開けたらまた覗きに行こうと思っています。
今年は、このキャンプ場のレビューなども出来たらいいと思っています。

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【それRONの勝手に水源評価】
  • 水源名:福連木官山の水(熊本県)
  • アクセス     :★★☆☆☆(県外の方は泊り必須)
  • 駐車・駐輪スペース:★★☆☆☆
  • 取水の手軽さ   :★★★★☆(完全無料!!)
  • 周辺施設の充実さ :★★★★★(天草には魅力がたくさん)
  • リピートの可能性 :★★★★☆

総合評価:68/100点

アクセスが良い場所にある水源ではありませんが、行ってみるとやっぱり癒されます。

総合点としては、かなり低めになりました。
アクセス・駐車場などを考えると、気軽に水汲みに行くような場所ではないかもしれません。
ただ、天草という自然が多い場所で近くにはキャンプ場・公園があります。
キャンプで泊りがけで行くのには、最適な場所ではないでしょうか。

都会で便利に暮らすのも悪くないですが、1日くらいキャンプと自然の水と景色で過ごす時間も悪くないように思えます。
もし気になる方がいらっしゃいましたらチェックしてみてはいかがでしょうか。

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