【旅log】八代の代表的な名水『妙見宮の名水(妙見中宮)』へ水源巡りツーリングへ行ってみた!!

旅log

今回は思い切って熊本県南へ「旅log」の水源巡りツーリングに行ってきました。
相棒「ジクサーSF250(愛称:ジク助)」と熊本を中心に九州の魅力を発掘・紹介しています。
今回、紹介させていただくスポットは『妙見宮の名水(みょうけんぐうのめいすい)』です。
そして、今回で水源巡りが記念図べき『20カ所目』の節目です。

さて、今回は八代市の水源の中でもトップクラスにおススメする水源です。
八代市にある「妙見中宮」の横にある水汲み場の水になります。
地元の方が、ひっきりなしに水汲みとお参りに訪れていましたので、地元では知らない人は居ないくらい有名な名水です。

スポンサーリンク

【熊本県】八代の代表的な「妙見宮の名水」

熊本県八代市の市街地より数キロの場所にある「八代市指定史跡 妙見中宮跡」の横にある水汲み場です。
基本的に妙見中宮跡は神社としてきちんと整備されているので、駐車場も10台くらいは止められるスペースが用意されているのもうれしいポイントです。

また、横には水無川という川が流れていて「ホタルの里公園」では暑い季節には中学生から子連れやカップルまでたくさんの方が水無川へ涼を求めてやってきています。
交通アクセスも非常に良くて、九州自動車道「八代IC」から約3.0km程度なので遊びに行くのも快適な場所にあります。

今回は、時間的に余裕があったので前回の「名水 さくらの雫」と同じ日に訪れています。
なので、今回も下道でのツーリングでの説明となっています。
ルートとして、「JR熊本駅」からスタートすると「国道3号線~県道155号線」と下道でも比較的に安全にツーリング出来るルートが車にもバイクにもありがたいですね。

「妙見宮の名水」の所在地
〒866-0802 熊本県八代市妙見町
駐車場:有り (妙見中宮横と前に有り)
取水料金:無料(よかったら妙見中宮へ参拝を)
トイレ:有り(すぐそばのホタルの里公園に有り)

すぐそばの「ホタルの里公園」には駐車場が整備されていて、川辺で涼を楽しむのには最高の公園です。また、トイレも完備しているのでお子様連れでも安心ではないかと思います。

「妙見宮の名水」の地図

八代を観光するのもアクセスがいいので、おススメなスポットです。

【水源】「妙見宮の名水」までの経路のご紹介

前回の旅logの「さくらの雫」でも言いましたが、特にこだわりなどが無い場合は高速道路を使用することをおススメします。
熊本ICから八代ICまでは高速道路区間が「40km強」あります。高速道路を利用して、高速道路を使用するほうが八代市や他の観光地への時間が確保できるので楽しい旅になると思います。

水源巡りツーリングは、基本的に『下道のんびりツーリング』を予定していましたので、『国道3号線~県道155号線』と、熊本県をひたすら南下するツーリングとさせていただきました。

途中休憩は「道の駅 竜北」がおすすめ!

八代郡氷川町にある「道の駅 竜北」があります。
熊本市から下道で30km弱の場所にあり、最寄りのインターチェンジは『宇城氷川スマートインターチェンジ』です。
ETCをご利用の方は、「宇城氷川スマートインターチェンジ」で途中下車して、寄り道しても良いかもしれませんね。

「道の駅 竜北」の駐車場に『男前ちゃんぽん』というのぼりがありました。
ものすごく気になりましたが、お腹が空いていなかったので今回はスルーです。
今度、県南の水源巡りでトライできるようなら、食べてみたいと思います。

まさしく、八代の代表する『妙見宮の名水』

こちらが「妙見宮の名水」です。
妙見中宮の「手水舎」に蛇口がありますので、水汲みは、こちらの蛇口からいただきます。

地元の方や観光客が、ひっきりなしに来られるので写真を撮るのに苦労しました。
それだけ人が多いということは、超有名な証拠なのだと思います。

いただいた水の温度は「17.2℃」となっています。(2021年5月末)
地中や岸壁から湧き出ている水ではなさそうなので、季節によって水温が変わるかもしれません。
それでも、水源巡り当日の気温が高かったので十分に冷たく感じて気持ちがよかったです。

【認定】名水百選に選ばれています!

この『認定証』も、かなり見慣れてきました気がします。
認定地:妙見中宮、『熊本県平成の名水百選』として平成22年6月に認定されています。

八代の歴史やこの名水の経緯などを思えば、認定されるのにも納得がいきます。

そもそも「妙見中宮」とは?

現地に掲載されている看板によれば

八代市指定史跡 妙見中宮跡 (昭和40年5月18日指定)

妙見中宮跡は、永暦元(1160)年3月18日、二条天皇の勅願により肥後守平貞能朝臣が妙見上宮の麓にあたるこの地に創建したと伝えられています。

貞能は、南北十町東西一里にわたって殺生狩猟を禁止し、四十町の土地を寄進しました。
文治2(1186)に下宮(現在の八代神社)が創建されるまでの27年間は、平家の全盛期であり神仏混淆の宮寺が栄えた時代です。

本地垂迹思想が広まる頃で当時の宮寺には神宮寺・別当寺・本地堂・塔その他伽藍を配置し、祭祀には僧侶の修法、勧行などの作法を加え神社が仏寺の様に変遷する時期でもありました。
中宮が信仰の中心として栄えた時代は短期間ですが、庶民信仰が高まり社前には定期の市が開かれ、門前町が構成されました。
江戸時代中期の妙見宮祭礼には下宮より中宮への神輿の行幸が行われ御幸所(御旅所)として今日に至っています。
                          平成26年7月31日 八代市教育委員会

引用元:妙見中宮現地看板より

歴史的に、かなり古い時代から創建されているようで、昔から地域住民に慕われているということなんだと思います。

すぐそばの「ホタルの里公園」でコーヒーブレイク

「妙見宮の名水」から50mほど下流側に行くと『水無川 ホタルの里公園』があります。
水無川という川ですが、普通にきれいな水が流れています。

また、こちらの水無川は「ホタルの里100選」に選ばれているようで、季節と時間が合えばたくさんの蛍に会えるんでしょうね。
気になった方は、時期(5月ごろ)を確認してホタルも見学されてみてください!

先ほども言いましたが、撮影当時はかなり暑かったのでコーヒーを淹れる空き時間に水も飲んでしまいました。
とてもまろやかで、飲みやすい水でした。あれだけ地元や観光客が取水しているから当たり前ですね。

コーヒーを淹れる時間に川を覗いてみると、中学生や家族連れが楽しそうに川で遊んでいました。
この川は、多少水深が深いエリアとかなり浅いエリアに分かれているようなので、小さいお子様もたくさん遊んでました。

木陰のベンチで子供たちの笑い声や鳥の鳴き声などがBGMを聞きながら、名水で淹れたコーヒーは当たり前ですが最高においしかったです。

これだから、名水巡りとその水でコーヒーを飲むのが癖になるんでしょうね。

【まとめ】八代市の歴史ある名水「妙見宮の名水」でした

今回の「妙見宮の名水」は、記念すべき第20回目の水源巡りでした。
20回目の水源をどこにしようか迷っていたのですが、「名水」に「川遊び」「ホタル」など遊ぶところが満載な理由から「妙見宮の名水」にさせていただきました。

私は、水源巡りをするなら寒い時期より暑い時期のほうが相性がいいと思っています。
なので、近くの水辺で遊べる水源は『ザ・水源』と言えるのではないでしょうか。
その中でも水源にまつわる歴史に触れ、地域の物産やお土産を楽しんだり観光したりする。
今回の「妙見宮の名水」は、まさにその代名詞のような水源です。

八代市では、八代妙見祭という神幸行事が毎年11月22日と11月23日に開催されています。
このお祭りは、「九州三大際」に選ばれている有名なお祭りです。
しかもこのお祭りは『ユネスコ無形文化遺産』に登録されています。
今回は詳しく説明しませんが、もし機会があったらぜひチェックしてみてください。

【それRONの勝手に水源評価】
  • 水源名:さくらの雫(熊本県)
  • アクセス     :★★★★★(八代ICからは数kmと近い)
  • 駐車・駐輪スペース:★★★★☆(10台程度止めれるスペースあり)
  • 取水の手軽さ   :★★★★★
  • 周辺施設の充実さ :★★★★☆(ホタルの里公園や八代神社など)
  • リピートの可能性 :★★★★★

総合評価:92/100点

八代市街地からアクセスも良く、八代ICからもかなり近いのでアクセスはかなり良好です。
それでいて、春はホタルが見れて、夏は川遊び、11月には妙見祭が楽しめる「水無川」遊ぶのも楽しいと思います。

気になった方は、ぜひチェックしてみてください!!

追伸
この水源巡りのブログでは、「立つ鳥跡を濁さず」「来た時よりも美しく」を進めています。
いっけん豊かな水源は、湧き続けていて無限の資源のように感じるかたもいるかもしれませんが、水は大事な有限な資源です。
もし、このブログを読んで水源に興味を持たれた方がいたら、ぜひ落ちているゴミも持ち帰っていただけると嬉しいです。
皆さんで自然の恵みである水源を楽しんで維持していきましょう!

国内旅行・海外旅行のツアーを探すなら日本旅行をご利用ください!きっとお探しの旅行やツアーが見つかります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました