【旅log】熊本県の『宝幸水』にツーリングへ Let’s GO

旅log

九州に住んでいても知らないスポットや魅力がたくさんあります。
今回も相棒「ジクサーSF250(愛称:ジク助)」と共に九州の魅力を発掘・紹介していきます。
今回、紹介させていただくスポットは『宝幸水』です。

この水源は、前回紹介した「祝口観音の滝」から目と鼻の先の県道沿いの水源になります。
天草の水源では随一のアクセスのしやすさから、多くの観光客が立ち寄る水源のようです。

天草のドライブやツーリングの小休憩にも最適な場所なので、気になる方はチェックするといいかもしれませんね。

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【熊本県】平成名水百選に選ばれた「宝幸水」

上天草市の県道290号線沿いにある水源です。
上天草市の国道324号線から県道290号線を運転して、3kmほど山間へ登った左手にあります。
かなり見通しの良い場所になるので、迷うことはないかと思います。

前回紹介した『祝口観音の滝』と同じアクセス方法になりますが、「天草空港」があるにはあるのですが便数やアクセスが少ないです。
遠方からの観光は「JR熊本駅」からレンタカーを借りて天草を訪れる方が、自由度やアクセス的には楽だし楽しめると思います。

空の旅だと「くまもと阿蘇空港⇔天草空港」「福岡空港⇔天草空港」と行けます。天草空港からタクシーで5分ほどでレンタカーを借りれるところがあるので、空の旅は以上のようなアクセスです。

さて、「JR熊本駅」から65㎞程度の距離になります。車だと「1時間45分」といったところでしょうか。
さらに一番近い高速ICは、熊本県の「松橋IC」が一番近いインターチェンジになります。所要時間は「1時間ちょっと」ですから「JR熊本駅」より少し近い感じですね。

「宝幸水」の所在地
〒861-6104 上天草市松島町内野河内倉江(県道290号線沿い)
駐車場:有り 7台程度(真横に止められます)
取水料金:気持ち(交通安全・家内安全のためにも)
トイレ:無し

地元の方が多くいらしているようなので、駐車する際は邪魔にならないようにご配慮ほどよろしくお願いします。

【場所】宝幸水の地図

地元の産交バスの「食江」というバス停から徒歩約1分程度です。
車やバイクでお越しの際は、国道324号を天草市本渡方面へ、知十橋手前より県道290号へ左折し5分程走る「倉江」のバス停左側に駐車スペースと共にあります。 

【水源】宝幸水までのツーリングの経路

こちらについては、以前紹介した『祝口観音の滝』と全く同じルートになります。
というより、撮影自体は同日に行っています。
なので、ツーリングの経路や休憩所は「祝口観音の滝」を参考にするといいと思います。

熊本市内や三角地方からのアクセスの際は、『藍の天草村』や『天草四郎ミュージアム』もありますので、そちらに寄ってみるのもいいのではないでしょうか。

山を下ってきた水は、『まろやかに大変身』するのだろうか!?

早速ですが、ほんとに良質でまろやかな美味しい湧水です。この美味しい水源なら地域の人々だけでなく、地域外からも多くの人がこの湧水目当てに訪れるのも納得がいきます。
「宝幸水」と書かれた大きな看板が県道沿いにあるので、ライダーやドライバーの目にも留まりやすいのもポイントではないかと思います。

写真のように、水源の横が駐車場になっています。無料なので、気軽に小休憩で水源をいただくのもいいのですはないかと思います。

水源には、交通安全の「のぼり」も立っていて、結構目立ちます。調べによると、地元の交通安全協会が保全管理を行っているようです。
天草にお越しの際は、ぜひ昇りは、交通安全の「のぼり旗」も立っていて、結構目立ちます。調べによると、地元の交通安全協会が保全管理を行っているようです。
天草にお越しの際は、ぜひ「のぼり旗」に書いてありましたが「交通ルールを守りましょう」の精神で安全運転でお越しください。

 水源の脇に「地蔵様」も鎮座されています

お地蔵様の両脇に『家内安全』と『交通安全』が彫られています。このお地蔵様へお参りして、安全運転で天草の魅力を訪れます。
よければ、水汲みの際に「お参り」「お賽銭」をしていただけると、この水源の維持管理に役立つのではないでしょうか。

写真のように、ほんとに手入れが行き届いた水源だと思いました。
水汲み中や撮影中も多くの方が訪れていたので、地元の方の維持管理には本当に頭が下がりますね。

水質検査の結果も掲載されていました

いままで各地の水源に行きましたが、この「水質検査結果書」を掲載している水源は初めてです。
それほど、素晴らしい水源の証なんだと思います。
このような「水質検査結果書」を掲載されているだけで、水源の信頼度は格段にアップすると思います。

【解説】『宝幸水』とこの地域について

最初ほうでも書きましたが、平成22年5月に「熊本県平成の名水百選」に選ばれています。
昔から地元の生活に欠かせない水源だったようです。

近くの「祝口観音の滝」の水源と比較すると、祝口観音の滝の水が「岩肌から生まれたての純粋無垢で硬派な水」なイメージに対して、この「宝幸水」の水は『時間を掛けてゆっくりと角を落とした清らかな水』といったイメージです。

祝口観音の滝と宝幸水の距離は直線で5km程度しか離れていません。
そんな近場の水源同士ですが、全く性格が水を楽しめます。これは、個人的にかなりビックリした発見でした。

また、この地域には「倉江港」という港があったようで、昔は漁業の拠点にもなっていたようです。
この水が流れ着いた海なら水産資源も豊富だったに違いないと思います。

【まとめ】おしとやかでいてまろやかな「宝幸水」でした

前回も書きましたが、昔は天草のような島で生活用水を確保することは非常に困難で大変だったはずです。そんな環境下だった過去から、現在でも地域住民に愛されている「命の水」ではないでしょうか。

天草といわれると「海の幸」が豊富で有名です。この水源のそばにも昔は「倉江港」という地元の漁業の拠点があったわけです。まさに地元の方にとっては『パワースポット』であり『地域の大事な水源』なんだと思います。

当然、天草には多くの観光名所が存在しイルカウォッチングや『世界遺産 崎津集落』と見どころがいっぱいです。特に『世界遺産 崎津集落』は、ぜひ訪れてほしい天草のスポットです。

【それRONの勝手に水源評価】
  • 水源名:宝幸水「ほうこうすい」(熊本県)
  • アクセス     :★★★★☆(県道沿いでアクセス良好)
  • 駐車・駐輪スペース:★★★☆☆
  • 取水の手軽さ   :★★★★☆
  • 周辺施設の充実さ :★★★★★(天草には魅力がたくさん)
  • リピートの可能性 :★★★★☆

総合評価:80/100点

昔から地元に愛された水源です。また、天草の魅力は他にもたくさんありますね。

休日には、多くの地元や県外の方々が訪れているようです。
交通アクセスがかなりいいので、周辺の地理に詳しくない方でも気軽に行けると思います。

今回のスポット巡りは、祝口観音の滝の「岩肌から生まれたての純粋無垢で硬派な水」と宝幸水の時間を掛けてゆっくりと角を落とした清らかな水」という飲み比べも楽しました。

前回も言いましたが、天草には魅力が多くて楽しいスポットもほんとに多いです。
この『宝幸水』の周辺には、「祝口観音の滝」「教良木田んぼアート」があります。
また、来る途中にも「天草四郎ミュージアム」「藍の天草村」などがあります。
気になる方はチェックしてみて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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