九州に住んでいても知らないスポットや魅力がたくさんあります。
今回も相棒「ジクサーSF250(愛称:ジク助)」と共に九州の魅力を発掘・紹介していきます。
今回、紹介させていただくスポットは『立岩水源』です。
早くも水源巡りも第5弾となりました。
なんか、毎週末水源巡りしているような気がします。(そのうち嫁の雷が・・・)
今回は、阿蘇郡南小国町にある「立岩水源」という水源へツーリングに行ってきました。
こちらの水源の特徴は、水源一帯が公園になっていて渓谷やそうめん流しなどがあります。
丁度到着したときには、小さい子供連れの車と同時に到着して、子連れの親子は周囲を散策されていました。
ほどなくして、数台の車がペットボトルやポリタンクをたくさん持って取水されていました。
道中の道が非常に狭い区間や急坂の区間もありますが、水源は非常に整備されていて自然豊かな水源だったと思います。
【熊本県】南小国町の大自然が創り出した「立岩水源」
九州のシンボルな阿蘇の大自然が創り出した、清らかな軟水が特徴の水源です。
もう、いきなりの逆光で写真のセンスが全くなくてスミマセン。
今回も、楽しくツーリングしての水源巡りです。
一番近い高速ICは、大分県の「九重IC」が一番近いインターチェンジになるかと思います。
時間的には九重ICから、車で「50分程度」で立岩水源に到着すると思います。
また、JR阿蘇駅からレンタカーなどを使うことも出来ます。ちなみに阿蘇駅からの所要時間も「40~50分程度」で到着できる距離です。
道中は、阿蘇の外輪を運転するので、アップダウンや急カーブも多い区間があります。
車・バイクなどでお越しの際は、運転にはご注意のほどよろしくお願いします。
「水神」が水源を守っていただいているので、旅の安全の意味も込めての賽銭と思って協力金はお願いします。
水源巡りをするようになって思うのですが、水源にはトイレがきちんと整備されているところも多いです。それも、ボランティアや地域の自治体のご努力のおかげだと思います。
【場所】立岩水源の地図
もう、立岩渓谷・しゃくなげの森を散策したり、季節によってはそうめんハウスも営業されていると思います。
少し車を走らせると、阿蘇の名所や名産品店ばかりなので、あえて詳しい説明は省かせていただきます。
「しゃくなげの森」は季節的にダメでしたが、4月中旬くらいが散策の時期らしいので、気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか。
【水源】立岩水源までのツーリング経路
阿蘇をツーリングするなら外せないルート「ミルクロード」を通るルートでツーリングをすることにしました。
公共交通機関である「くまもと阿蘇空港」から出発となります。
ちなみに、くまもと阿蘇空港からだと「55km程度の1時間半」のちょっぴり長いツーリングになります。さすがに途中で休憩を挟んでツーリングを行いました。
カーナビには「立岩水源公園」と入力で設定できました
今のカーナビは優秀なので、「立岩水源公園」と入力すれば簡単に設定できると思います。
まあ、上記に書いている住所でも可能だと思いますので、ナビの設定は難しくないと思います。
ただし、道が狭かったり急勾配・急カーブが多い道がありますので、レンタカーなどを借りる際はコンパクトカーがおススメかもしれません。
阿蘇の大自然は、ツーリング・ドライブだけでも幸せになれる
もう説明は不要なくらい、阿蘇の大自然の中をバイクで走るのは幸せでしかありません。
季節次第では、本当に多くのライダーが阿蘇に訪れています。
今回は天候にも恵まれたおかげで、多くのライダーさんとすれ違いました。
いくら有名なツーリングスポットとはいえ、あくまでも峠道です。
運転には細心の注意が必要です。特に運転のマナーには気を使っていただきたいです。
※一部のライダーさんが猛スピードや無理な追い越しなどをしていて、車を運転している方の迷惑になっています。
そして、休憩に選んだのは「大観峰」という阿蘇の町を一望できるスポットです。
あまりのも観光客が多かったので写真は撮りませんでしたが、車もバイクも多くの方が訪れています。
熊本市内から「南小国エリア」までのちょうど中間に『阿蘇の大観峰』がありますので、ちょうどいい休憩スポットになると思います。
天候に恵まれると、阿蘇の大自然が堪能出来ます。自然の偉大さを感じることが出来てそれでいて癒される絶好スポットではないでしょうか。
近づくにつれて看板があり、意外と迷いませんでした
事前確認で、立岩水源は有名な水源なのですがグーグルマップでの航空写真では道が狭そうで、迷うのではないと心配していました。
しかし、バイクを走らせると定期的に「立岩水源」の看板があり安心して運転できました。
正直、看板がないと迷うかもしれません。
言い換えると、看板がきちんと整備されているくらい訪問者も多い証拠でしょうね。
まさに大自然の中のTHE水源ですね
明らかに離合するのに苦労しそうな道を抜けていくと、大自然の中に水源の社が見えてきます。
水源には休憩できるテーブルとイスに、小さな水車がお出迎えしてくれます。
水源の社の横に休憩スペースに水車がいます。
駐車場も目の前にあり利便性はバツグンです
数十メートル離れた場所に、立岩渓谷・そうめんハウスの駐車場があります。
そこにはトイレも完備されているので、観光地としても素晴らしい水源だと思います。
凄く静かで大自然の中にある水源です。騒音や大声などで騒ぐと周りに迷惑をかけてしまうと思われます。ご配慮のほどよろしくお願いします。
さすが、平成の名水百選にも認定された名水源ですね
周辺の大自然から、「名水源」のオーラがバシバシ感じます。
さすが「平成の名水百選」に選ばれた水源です。
水汲み場所も本当にきれいで、すごく整備や保全が行き届いていると感じました。
まずは、「水神様」にツーリングの安全を祈願してから取水していきます。
何度も言ってますが、お賽銭の100円の協力をお願います。それが、この水源の保全に役に立つはずです。
4カ所のパイプから絶え間なく湧き続けています
いや~、水道の蛇口をこんなに出しっぱなしだったら、マジで怒られるよな。。。
そんなアホなことを考えながらお水をいただきました。
パイプから出ている水を触ると、本当に冷たい。
先行して少し飲んでみると、『阿蘇山、ありがとう!!』と叫びたくなるくらいおいしい水です。
いや、バイクを運転して約1時間半掛かりましたが、そんなことはどうでもいいと。。。
それと同時に、「阿蘇にはこれに負けず劣らずの水源郡がたくさんある」としみじみ感じました。
水源でブレークタイムは、オシャレすぎでしょ☆
今回は、水源巡りスペシャルのコーヒーグッズを忘れずに持ってきました。
・・・
・・・・・
・・・・・・・「いや、コーヒー豆とコーヒーミルを忘れた。。。」
まじで、凹みました。
予備で持っていた、「ドリップコーヒー パック」でコーヒーを淹れることに。
私のような「味音痴」な人間なら、パックだろうがなかろうが不陰気が味わえればいいだけなので、問題ないですけどね。
水源を出迎える水車を眺めながら、大自然の中でのコーヒーブレイクは最高としか表現できません。
【解説】立岩水源について
立岩水源は、南小国町を流れる筑後川の源流に位置する立岩地区に「立岩水源公園」にあります。
この施設は平成18年度に整備され、都市と農村の交流拠点として、この立岩地区の人・文化・自然との共存及び都市住民との相互理解を深めることを目的として造られました。
水量は、一日に380トンもの水が湧き出しています。
水温も年間を通して13℃前後に保たれているようで、夏場は立岩渓谷は絶好の冷涼スポットになっているのではないでしょうか。
また、手書きの説明がいかにも地元に愛されている水源なのか想像が出来ます。
うどんや蕎麦を作るのにはもちろんのこと、お米をふっくらと美味しく炊く事ができると評判だそうです。
ツーリングじゃないなら、お米を炊けるくらい取水してみたいものです。
【まとめ】阿蘇の大自然は無限大、立岩水源でした
阿蘇の水源は、まだまだたくさんあっていってみたい水源が多すぎます。
その中でも、阿蘇水源一発目が「立岩水源」でした。
もう、ツーリングも楽しいし水源で入れたコーヒーは超絶最高だったと思います。
現地は、周りが自然であふれていて、立ち寄るだけでも大自然のパワーを貰える気がします。
また、ツーリングの道中にも名スポットが多すぎて、紹介するのに時間が掛かりそうです。
でも、阿蘇という大自然を気軽にツーリングできる環境いる以上、出来る限り九州の魅力を紹介していきたいです。
総合評価:92/100点
正直言って、五段階評価では間に合わないくらい素晴らしい項目もあります。
アクセスが少しだけネックになります。日帰り旅行だと大変でも、阿蘇には各所に宿泊施設に温泉宿などたくさんあるので一泊二日だとアクセスも苦にならないのかもしれません。
私個人が思うこととして、阿蘇の水源巡りは「ソロツーリング」より「家族旅行」で廻ったほうが面白さも倍増する気がします。
それだけ阿蘇には魅力が多くあり、家族や恋人同士のほうが思い出がたくさんできるからだと思います。
皆さんも、ぜひ『立岩水源』へドライブやツーリングへ行ってみてください。
きっと、忘れられない思い出になると思いますよ☆
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