早いもんで、14回目の「旅log」の水源巡りツーリングになります。
相棒「ジクサーSF250(愛称:ジク助)」と熊本を中心に九州の魅力を発掘・紹介しています。
今回、紹介させていただくスポットは『山吹水源(やまぶきすいげん)』です。
今回紹介する水源は、以前紹介させていただいた「池山水源」のご近所にある水源です。
当時は、一度に2カ所回る予定でしたが私の時間配分ミスにより改めて『山吹水源』への水源巡りとなりました。
季節的に桜が散ったくらいの季節なので、ツーリングも気持ちよくバイクの良さも改めて感じながら水源巡りできました。
【熊本県】ここも神秘と言うべき「山吹水源」
こちらも池山水源と同じくらい有名な水源です。
この水源も噂には聞いていましたが、非常に神秘的というか幻想的というか、まさに『THE SUIGEN』って感じの場所です。
今回は空の玄関口である「くまもと阿蘇空港」からのスタートになります。
くまもと阿蘇空港から「山吹水源」までは、距離にして60km弱ほどのツーリングになります。
道路事情により違いがあるものの、おおむね「1時間20分程度」で到着しますので、熊本市内方面から行く際は休憩を挟むことをおススメします。
水汲み場と湧水場が離れています。
水汲み場は、駐車場の横に設置されているので「水汲みのみ」の方はすごく便利です。
湧水場は、山手に「500mほど」登らないといけませんので、お急ぎの方はご注意を。
と言っても、遊歩道として整備されているので観光としてはそれほど辛くはないと思います。
『山吹水源』の地図
近くというより「ご近所」に、池山水源があります。
こちらも超おススメな水源で、池山水源周辺は観光スポットとしても魅力的な場所なので、思い切って一泊二日の水源巡り旅行もいい思い出になるのではないでしょうか。
よかったら、『池山水源の旅log』も読んでいただけると嬉しいです。
【水源】山吹水源までの経路のご紹介
今回のスタート地点「くまもと阿蘇空港」をからのツーリング経路のご紹介です。
先ほど書いてますが、ツーリングルートは約60kmと比較的に長距離のツーリング経路になります。
阿蘇エリアをツーリングするならミルクロードが一番面白いツーリング経路だと思います。
経路は「国道57号線~県道338号線~県道45号線~県道11号線」を通るルートでツーリングに行ってきました。
距離や時間だけを考えると、ミルクロード(県道338号線)は最短ルートではありません。
ミルクロードは峠道だし、レンタカー等で行く際は「国道57号線」をメインとしたルートのほうが安全だと思いますので、ご注意ください。
やはり、カーナビでは無理でした
カーナビで検索するには、かなりのスポットでないと検索は難しいのかもしれませんね。
ただ、目的に近づくと標識や案内看板があるので、迷うことはないと思います。
阿蘇の産山村まで行くと、標識があちらこちらにあります。
阿蘇の奥地の九重連山にあるので、道中の峠道などには十分注意してください。
阿蘇の大自然の中でのツーリング・ドライブは最高の幸せ
今回も途中休憩地点として「ミルクロード」の途中に『ピッグフルークカフェ』という、地元のライダーさんなら誰でも知っている休憩所兼カフェで休憩しました。
朝早くの休憩スポットに到着だったので、今回は缶コーヒーでの小休憩で後にしました。
わざわざ少し遠回りをしてのツーリング経路を選んでいるかというと、天気がいい日の阿蘇外輪山は寒ささえ感じなければ最高の景色だし、なにより行き交うライダーとの「ヤエー!!」もなんだか楽しいというのが一番の理由です。
散策も出来てマイナスイオンもバッチリで奥は神秘的な湧水場でした
駐車場から約500mほどの遊歩道を登っていくと、湧水地点に到着します。
途中の山林は、手つかずの自然が広がっていて散策するだけでも楽しいです。
ただし、片道500mなので往復1km以上になります。時間に余裕をもって訪れると良いと思います。
遊歩道の脇を水源から湧き出した水が小川となって流れていて、歩いているだけでも癒されます。
木々が茂っていて、天然の日陰を作ってくれているので、日差しが強い季節でも涼しいのではないでしょうか。
まじかに池の底から湧水が見られます
湧水ポイントに到着すると、なんとも不思議な空間に到着します。
一歩踏み入れると、まさに神様がいるのではないかと思えるほど神秘的で幻想的な場所です。
池の真ん中に祀られていますので「ツーリングの安全と豊かなお水をいただきに来ました」とお参りとお賽銭をお供えして周りを見渡すと池の底から水が湧き出ている風景を見ることが出来ました。
四季を感じることが出来そでもう一度来てみたい
周りを木々に囲まれているので、紅葉の季節や新緑の季節など、様々な景色で出迎えてくれそうです。
さすがに真冬に来るのは難しいですが、秋の紅葉の季節に来てみたいと思いました。
時間のない方は、駐車場横の水汲み場で
駐車場の脇から少し降りると、水汲み場があります。
水汲みのみの利用の際は、こちらのほうが手軽でいいかもしれません。
ただ、写真の通り水汲み場の左側が崩れていますので小さいお子様とお越しの際は注意してください。
水源巡りの醍醐味「コーヒーブレイク」でほっと一息!!
駐車場の横にある休憩スペースでコーヒーブレイクさせていただきました。
この時間が楽しくて『水源巡りツーリング』を止められないんですよね。
大地から生まれたての「水」で淹れたコーヒーは、すっきりしていて本当においしかったです。
【まとめ】阿蘇の大自然は偉大「山吹水源」でした
こちらの案内看板にあるように「火砕流台地がつくる、清らかな湧水」がぴったりな水源でした。
豊かな自然を残しつつ、清らかな水源が流れる大自然は、まさに奇跡と言えるのかもしれません。
水源自体が整備されているというより、大自然を残しつつ多くの方に楽しんでもらえるというタイプの水源ではないでしょうか。
私が帰る前に「環境保全のボランティア」の方々が登って行かれてました。
こういった方々のご努力で、この水源が守られているのだと思います。
総合評価:88/100点
違う季節に来てみたいと思いました。
熊本市内からだと「1時間30分」ほどかかるので、少し遠い水源ではあります。
しかし、近くには『池山水源』などもあり、その他の観光スポットもたくさんあります。
はっきり言って、初見で全部を制覇するのは大変なくらい魅力的な観光地です。
今回紹介した「山吹水源」が気になった方は、ぜひチェックして訪れてみてはいかがでしょうか。
おススメは、一泊二日の旅行で「水源・温泉巡り」なんて最高ですよ!!
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