【旅log】熊本県の『乙姫湧水』にツーリングへ Let’s GO

旅log

日本の南に位置する九州在住でも知らないスポットや魅力をお伝えする「旅log」
相棒「ジクサーSF250(愛称:ジク助)」と熊本を中心に九州の魅力を発掘・紹介しています。
今回、紹介させていただくスポットは『乙姫湧水(おとひめゆうすい)』です。

熊本県の菊池方面にある水源です。
菊池方面には数多くの水源があり、回りつくすのにどのくらい掛かるか謎ですが、少しでも多くの水源を紹介できればと思っています。

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【熊本県】道端に突如現れる水源「乙姫湧水」

びっくりするくらい道端にあります。
事前に調査していたつもりですが、これほど道端にあるとは思いもよりませんでした。

今回も前回と同様の出発地点「熊本城」よりツーリングをスタートします。
熊本城から今回の「乙姫湧水」までは、距離にして28kmほどのツーリングになります。混み具合に寄りますが、おおむね「50分程度」で到着しますので、比較的に手軽な距離だと思います。

一番近い高速ICは、前回と同じ「植木IC」です。ETC車載しているなら「キタクマモトスマートIC」が一番近いと思います。

「乙姫湧水」の所在地
〒869-1201 熊本県菊池市旭志弁利
駐車場:なし(20mほど離れた路肩に車が止められます)
取水料金:無料(特に発見できず)
トイレ:無し(周囲には民家のみ)

道の反対側には、『姫井の水神木 (ひめいのすいじんぼく)』という大きなムクノキがありますので、解りやすいのではないかと思います。
また、近くには「姫井橋(国登録有形文化財)」という大正14年に造られたと言われる橋がありますので、その橋も目印になります。

大正14年建造 姫井橋(国登録有形文化財)

地図

こちらも前回と同様ですが、観光地的な水源というよりも地元の方の憩いの場的な水源になっているようです。
環境もきちんと維持されているのは、地元の方々の努力の賜物でしょうから、お越しの際はマナーを守っていただけると幸いです。

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【ツーリング】乙姫湧水までの経路のご紹介

さて、前回から「熊本城」をスタート地点としてツーリングをしていってます。
道のりは、約28kmと比較的に短い距離のツーリングです。
そして、前回の反省を生かして、ツーリングルートを「県道303号線~国道387号線~県道329号線」を通るルートでツーリングに行ってきました。

国道3号線を使うルートは、わかりやすい代わりにトラックなどの大型車も多いことから、県道303号線を使ったルートに変更しました。
そのおかげで、到着時間は変わらないけど比較的に安全にツーリング出来た気がします。

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(残念)カーナビの設定は、住所で設定しましょう。

さすがにカーナビには出てこなうようです。目的地設定は住所で行うことをおススメします。
バイクでのツーリングには、いつも「グーグル先生」を使っています。グーグルでの設定では「乙姫湧水」でも設定が可能です。

バイクでのツーリングは「寄り道」したほうが楽しさ倍増しそう

今回、とくに寄り道する予定が無かったので水源まで直行しました。しかし、周辺には「道の駅 七城メロンドーム」や「菊池温泉」に「菊池渓谷」など魅力的なスポットが多くありますので、遠方からお越しの際は、よければ立ち寄ってみてください。

きっと、その方がツーリングにしろドライブや観光にしろ楽しい旅になると思います。

【お姫様】ナマズが助けたとされる伝説がある『乙姫湧水』

後で詳しく説明をしたいと思いますが、「お姫様を大鯰が助けたとされる湧水」という言い伝えが残っているようです。
道路を挟んだ反対側には「姫井神社」に「姫井の水神木」と、その言い伝えを裏付けるような神社と大木があるので、なんだか神秘的な湧水なんだと思いました。

季節的なものなのか、湧水量は事前の情報より少ないように思えました。
しかし、水は本当に冷たくて柔らかい印象のお水でした。これでコーヒーを淹れると「スッキリして飲みやすいコーヒーが出来そう」という印象です。

この大きな塩ビパイプから、滾々と湧き出ています。
周辺は、のどかな川に囲まれていて、夏の前には多くの蛍が現れるそうです。
それほど、周辺の水もきれいな証拠なんでしょうね。

(伝説??)「お姫様の水」という言い伝えはいかに

県のHPや地域の看板などを調べてみると

昔々、阿蘇とある姫がこの地に来られた際にこの地にあった「泉」をお気に召して眺めていた時に、突然川が増水して乙姫が流されてしまいました。
村人が驚き慌てていると、大鯰が姫を背に乗せて助けたそうです。
その大鯰は姫をおろして、そのままどこかへ消えていったのだそうです。

この泉は大地震で埋まってしまいましたが、その後も湧水は絶えることなく湧き続け、このように乙姫に縁のある井戸ということで、姫井という地名が残っているそうです。

なんとも、ロマンチックな伝説が残っている湧水地なんですね。

しかし、そばを流れる合志川の改修工事の影響かは定かではありませんが、湧水の量がかなり減っているようで、現在ではポンプによる揚水を行っているそうです。

またいつの日か、湧水が復活するといいですね☆

【まとめ】大鯰が今も見守っているかも「乙姫湧水」でした

今回の水源は、昔から地元の方の生活用水として使われていて、かつ面白い伝説も知ることが出来ました。こういった水源に触れてみるのも悪くない気がします。

今回の水源自体は、決して大きな水源ではありませんし、観光地という場所でもありません。
ただ、写真を見ていただけるとわかると思いますが非常に管理や整備が行き届いた水源(湧水地)であると理解してもらえる思います。

湧水の横を流れる川は、毎年蛍を見ることが出来るのどかな場所です。
湧水場所も管理が行き届いており、ゴミ等もまったくありませんでした。
このような水源が、いつまでもきれいな状態を維持してほしいと願うばかりです。

【それRONの勝手に水源評価】
  • 水源名:乙姫湧水(熊本県)
  • アクセス     :★★★☆☆(市内から比較的近い)
  • 駐車・駐輪スペース:★☆☆☆☆(路肩に止めるしかない)
  • 取水の手軽さ   :★★★★★(道端でお手軽)
  • 周辺施設の充実さ :★★★★☆(菊池温泉や菊池渓谷などなど)
  • リピートの可能性 :★★★★☆

総合評価:68/100点

観光地というより、地域の伝説が残る憩いの場所って感じです。

今回ご紹介した水源は、観光目的の水源というよりも地域の伝説が残る名所といった感じでした。
ちまみに汲み取った水は、自宅に持ち帰り「コーヒー」で美味しくいただいました。

残念ながら、言い伝えに残る「大鯰」にお会いすることはできなかったのが残念です。(嘘です)

また周辺には、有名な「菊池渓谷」や「菊池温泉」などもあり宿泊込みでの観光も魅力です。
自動車やバイクでの日帰り旅でも「道の駅 七城メロンドーム」があり、お土産にも困ることはないと思います。

今回紹介した「乙姫湧水」が気になった方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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