ついに来ました、『卒業検定』の当日です。
いつもはベッドでゴロゴロして中々起きない自分ですが、この日は違いました。
前日の夜、息子に「明日の部活は何時から??」と尋ねると、息子が「明日は10時から!!」と言われたので、朝から自転車で自主練できる。
なので、6時に起きて7時前には「息子の自転車で自主練」です。
以上ことから、朝練してから『卒業検定』に向かいました。
ちなみに自主練編の番外記事を書いていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。
さてさて、話を卒検編に戻します。
【教習所へ到着】最初にするのは検定費を払う
いざ、教習所へ向かいました。
集合は、9:50ですが、到着したのは9:10でした。
まだ、教習所が開いていません。。。。
9:30から教習所は開くようなので、9:25くらいまでとにかく「ドキドキ」しっぱなしです。
ようやく開いたら、最初にすることは「検定費用」の支払いです。
当日までに支払えばいいらしかったので、自分は当日の朝に支払いました。
なぜ、当日の支払いにしたかと言うと『検定費用は現金のみ』だったらからです。
教習費用や夜間費用はクレジットでの支払いが出来るのですが、「検定費」だけは『現金のみ』とう特殊な方式が取ってありました。
【卒検受講者】2階の入校式に場所へ集合
最初に「入校式で使った教室」に行くと、、、
当たり前ですが、誰もいません。(単純に早すぎた・・・)
待つこと10分くらいすると、続々と「卒検受講者」が集まってきます。
四輪卒検受講者が16名に対して、2輪受講者が7名いました。
二輪の受講者は、「大型MT1名・普通MT5名・小型AT1名」になります。
さすが検定です。この7名で妙な団結力が生まれていました。
【検定の説明】二輪検定の説明と注意事項とコース決定
ここで、大型卒検の方が代表して「あみだくじ」を行います。
そうです。検定コースを決める「あみだくじ」になります。
そこで決まったコースが『コースB』になりました。
この「コースB」は第二段階から練習するコースで、この教習所でいう「通称:高速コース」と言われているコースです。
コースは比較的覚えやすいのですが、速度が出しやすく「コーナーで減速するのが肝」なコースです。
そして、「スラロームの後に一本橋」のコースです。
自分的に「スラローム」は自信があるので、「スラローム」で減点を防ぎつつ、苦手な「一本橋」の減点をカバーする作戦が取れるコースです。
自分にとっては『コースB』は当たりコースになります。
【検定開始】いよいよ運命の時が始まります
走行する順番は、「大型自動二輪MT」「普通自動二輪MT」「小型自動二輪AT」の順番でスタートすることになっています。
各自プロテクター等の準備を行い。いざ試験会場へ
今思えば、この頃が「緊張・恐怖」のピークになっていたと思います。
【大型二輪】さすがに運転にスキがない
まずは『大型二輪MT』の方からスタートしていきました。
さすが、大型免許に挑んでおられる方です。スイスイ進んでいきます。
運転に緩急がある運転をされているので、あっという間に戻ってきました。
『スラローム』『一本橋』『波状路』も特に問題なさそう、当然ですが『急制動』も『クランク』も見ていて危なげない運転です。
【普通二輪】ついに始まった「負けられない戦い」
そして、続いて『普通二輪MT』の人達の検定が始まりました。
1人目は、40代くらいの女性です。
大型の検定を観たせいか「恐ろしく遅く感じる」ことに違和感を感じていました。
その予想は的中しました。
『スラローム』と『一本橋』は、タイムオーバーしながらも通過していきます。
そして、『急制動』で事が起きます。
見ていて「あれ、早くないか・・・」と思った瞬間、停止位置手前でタイヤが鳴りタイヤロックしてそのまま転倒してしまいました。
残念ですが、「検定中止」になってしまいました。
皆さん、声をかけられない重たい不陰気になったまま、第2走者の番です。
第二走者は、とにかく道を忘れていたらしく「手を挙げて道を尋ねる」ことが多かったです。
その2人が終わったころは、不陰気と言ったら「最悪」レベルに到達していました。
そもそも、2人目の検定は見ているほど余裕がなくなっていてほとんど覚えてませんでした。
【運命の時】ついに自分の番が来た
普通二輪の検定番号が「3番」だった自分はついに運命の時が、、、
バイクに乗る前に「自分の番号と名前を叫ぶ(言う)」と検定スタートです。
バイクに乗る儀式「周囲・後方の確認。ミラーの調整。エンジン始動」を終える。
右ウインカー・後方確認して、とうとう検定が始まります。
「スタート→規定速度→踏切→スラローム→坂道→S字→一歩橋→急制動→クランク→障害物→ゴール」となります。
走り出して、すぐに思ったことは「安全運転できる程度で、速め走ろう」だけでした。
前の2人のバタバタ感を観ていたせいか、「ビビッてゆっくり走りすぎるとミスが出る」と感じたからです。
バイクって「速度が上がると安定する」乗り物です。
ゆっくり走れば走るほど「不安定になる」乗り物だと感じていたからです。
予想していた通り「スラローム」で大成功
朝から自主練をした影響か、バイクを倒すことに対して恐怖感がほとんどありませんでした。
自分の中では「コーンに当たらない程度にリズムよく」と思って通過しました。
最速タイムの時より明らかにローペースで通過しましたが、『7.4秒』の減点無しのタイムで見事に通過できました。
これで「一本橋」の貯金が出来たというものです。「一本橋」をタイムを気にせず通過しても「スラローム」で貯金があるからと精神的に楽になりました。
恐怖の「一本橋」だと思っていたのですが
ただただ不安を感じていた『一本橋』に突入です。
自転車での自主練した日の「一本橋」は調子が良かったので、少しは気持ち的に楽だったのですが予想以上でした。
結果から言うと「8.7秒」で楽々合格タイムです。
以前少し話したかもしれませんが、夜間の一本橋は『橋』が見えにくくて難しいと教官に言われたことを思い出しました。
なので、比較的に橋の幅を認識しやすかったので上手くいった要因かも知れません。
見えにくいと言うことは、裏を返すと「夜間走行は、細心の注意が必要」なんでしょうね。
【あっけなく終了】気づいたら終わっていた
これこそまさに「気づいたら終わってた」と言う状態でしょう。
心の何処かに「もう少し、バイクの運転したいんだけど・・・」などと思ったくらいです。
時間にすれば「10~15分程度のバイク走行」ですから、物足りなさMAXでした。
次に「先日の見極めでご一緒だった方」がスタートしていきます。
自分で流れが変わったのか、スイスイ課題をクリアしていきます。
続いての5人目の方も問題なく課題をクリア♪
実は、自分が通っていた教習所では「合格者」は2階の朝の教室に案内され、「不合格者」は1階のバイク受付に案内されます。
検定している時は、まったく知らなかったけど、いざ自分が2階に案内されると「大型の方1人しかいない」と言うことに気づきました。
よって、自分の前の2人は「不合格」と言うことになります。
最後の「小型自動二輪AT」の方は、残念ながら『一本橋』で脱輪。。。
本日、2人目の「検定中止」となってしまいました。
【生還者】合格者は次の人数です
普段の運転をしているのなら、普通は合格するらしいですが、『検定』という試験にはドラマがあるのかもしれませんね。
検定を見事に通過したのは「四輪検定は、16名中13名」「二輪検定は、7人中4名」という結果になりました。
自分も見事に『 合 格 』です!!
続々と合格者が2階へ集まってきます。
全員が検定を終えてから、合格者は「卒業式」となります。
自分が通った期間は「9月初旬から10月末」までの『約2か月間』でした。
もう少し時間に余裕があれば、『1カ月半』くらいで取得できたのかもしれません。
もう少し、教習所へ通いたい気持ちもないことはないのですが、、、
上記が自分のバイク教習の総合結果です。
今思えば、「バイクの教習はとにかく楽しかった」と思っています。
最初は汗だくになりながらバイクと格闘していたのに、最後の見極めでは「このCB400SFに乗るのは、今度が最後か・・・」と思えるくらい乗り慣れました。
それも懐かしい思い出になるんでしょうね。
免許センターで「免許の追加」も終わらせれば、とうとう公道でバイクに乗ることが許されます。
それと同時に「運転者の責任」も一緒に付いてきます。
これからが「一人前のライダー」になるスタートです。
1章から最終章まで、長い長いバイク免許のブログでしたが、今後は「バイクの購入」「バイクで○○に行ってきた」ブログを皆さんにお伝え出来たらいいと思います。
長い間、バイクの免許取得に付き合ってくださりありがとうございました♪
コメント