【旅log】熊本県の峠の岩清水へプチツーリングへ行ってきた☆

旅log

九州に住んでいても知らないスポットや魅力がたくさんあります。

今回も相棒「ジクサーSF250(愛称:ジク助)」と共に九州の魅力を発掘・紹介していきます。

今回、紹介させていただくスポットは『峠の岩清水』です。

意外や意外、水源巡りも第4弾となりました。

今回は、宇城市小川町にある「峠の岩清水」という水源へツーリングにいてきました。

こちらの水源は、非常に人気のある水源で休日は絶え間なく地元の方が訪れています。

たまたま自分が到着したときは無人でしたが、15分程度の滞在で10組くらい取水に来てました。

しかも、ペットボトルやポリタンクをかなりの数を持参してる方ばかりです。

個人的には「あれ、美化運動の協力金入れてる??」と思いましたが。。。

峠の途中に突如現れる水源で、交通の便は非常にいい場所でした。

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【熊本県】宇城市の峠道に突然現れる「峠の岩清水」

さて、今回も熊本県宇城市の水源ですが、「宇城氷川スマートIC」が一番近いです。

ただし、「宇城氷川スマートIC」はETC専用のICなので、ETCが付いていない車両の場合は「松橋IC]が一番近いICとなります。

宇城氷川スマートICからだと、「15分程度」で到着することが出来ます。

ちなみに、松橋ICからだと「20分程度」かかります。

余談ですが、宇城氷川スマートICのすぐそばに「ワールドカントリー倶楽部」というゴルフ場があります。

個人的に、交通アクセスとクラブハウス・コース共に県内外におススメできるゴルフ倶楽部だと思いますので、よかったらラウンドしてみてください☆

「峠の岩清水」の所在地
〒869-0611 熊本県宇城市小川町東海東
駐車場:有り 5台程度(道路向かいなら10台くらい可能)
取水料金:協力金100円(なるべく協力金をお願いします)
トイレ:有り(きちんと整備されています)

取水料金は、あくまでも清掃や環境保護の協力金のようですが、なるべく協力お願います。

トイレがきっちり整備されていたのは、本当にありがたいと思います。

【場所】峠の岩清水の地図

場所的に、かなりの峠道にありますので、近所には特に物産館などはありませんでした。

しかし、少し南に行くと『日本一の石段』という有名な石段があります。

体力に自信がある方はチャレンジしてみるといいかもしれません。

【水源】峠の岩清水までのツーリング経路

今回、自分は下道で気長にツーリングしてみました。

公共交通機関である「くまもと阿蘇空港」から出発です。

くまもと阿蘇空港からだと、下道で「50分程度」のちょっと長めのツーリングになりました。

ちなみに、もう一つの公共交通機関「JR熊本駅」からだと小一時間掛かるイメージです。

カーナビに「峠の岩清水」と入れればすんなり着きます。

車であろうとバイクであろうと、カーナビに「峠の岩清水」と入れると大抵は検索可能です。

そのくらい、有名な水源なので道に迷うことは少ないのではないでしょうか。

仮に検索してもだ無い場合は、住所を入れさえすれば「県道105号」沿いにありますので迷うことなく到着できるはずです。

さすがに『峠』の途中の水源で、ツーリングにぴったりです

さきほど「県道105号」沿いと言いましたが、峠道の県道です。

カーブもそれなりに多くあります。道幅も2車線になったり中央線が無いエリアがあったりと、さすが峠にある水源と言った感じです。

木陰も多くあり、夏場などのツーリングは気持ちが良いのではないかと思いました。

上記の写真はツーリング道中で一番狭かった道路になります。

おそらく、軽自動車でも離合するのも大変だと思います。(この道も県道105号です)

前日の雨で、影になっているところは路面が濡れているので、自分のような初心者ライダーはゆっくり走ったほうがいいです。

上記の写真のように、とにかくカーブがそれなりにあるので運転には注意してください。

お越しの際は、くれぐれも「安全運転」でお願いします。

突然、本当に峠の途中に現れました

事前の情報では「峠の途中に突然あるから・・・」「結構なカーブと傾斜にあるよ」と聞いていましたが、本当にその通りでした。

森の峠道を走っていると、いきなり道路脇に水源の社が現れます。

写真でもお判りいただけると思いますが、結構な斜面に社が建っています。

駐車場は、道路沿いと道向にありました

駐車場とトイレがきちんと整備されていて、県外からも来ると聞いていましたが納得です。

注意として、道沿いの駐車スペースはかなりの急坂になっているのでバイクは注意が必要かもしれません。

自分も最初は道沿いに止めたけど、怖かったので道向の駐車スペースに止め直しました。

小さなお子さんをお連れの際は、急カーブと急坂なので注意いただくようにしてください。

とくに階段を降りる際は、左側からの車両に注意してください。

左からの車両からはこの階段は死角になっているので注意が必要です。

湧水量は日量40t程度、冷たくて本当においしい水

写真中央にある、小さな郵便ポストのようなものが「協力金」を入れるとことです。

せっかく、写真のようにきれいに整備してあるので「100円」の協力金を忘れないようにお願いしたいです。

何度も通っているらしい常連さんに声を掛けられた後に、自分が100円入れたら常連さんは気まずそうにしていた。

正直、「よく来るなら、100円くらい入れればいいのにね」と思った次第です。

水汲みは、パイプが伸びていて楽チンでした

自分は、500mlのペットボトルでいただいたので、超簡単に取水することが出来ました。

少し飲んでみると、本当に「冷たくて・まろやか」です。

まさに、天然水とはこういう水を言うのだと思います。

写真のテーブルの下にある「ペットボトルのキャップ」が少し気になりますが、忘れたり・落としたりした人用なのでしょうか?

水源の社の隣にある建物

時間的に早かったわけではないのですが、空いていなかったので不明です。

もしかすると定休日??

『山小屋Cafe モジュール』というカフェのようです。

もし、情報をお持ちの方は、ぜひ教えてください。

【解説】峠の岩清水について

せっかくなので、この「峠の岩清水」について調べてみました。

その調べたことを抜粋して説明させていただきます。

小川町の東端に、美里町へ通じる標高300mの白石野越と呼ばれる峠があります。小川町の中心部からおよそ9Km、昔は長崎や鹿児島、遠くは異国とも交易があった港町として栄えた小川町と矢部や五家庄などの九州の中央部とを往来する物資の重要な要衝となっていた峠です。

峠一帯から出る水のうち、谷を一つ隔てた場所は石灰岩地帯で飲用にむかない硬水しか出ませんが、この「峠の岩清水」とその近くを流れる舞鴫川の水は飲用に適した軟水の水質です。これは、両者の水源や水脈が異なっているからで、近くをボーリングしても硬質の水しか出なかったそうです。

「峠の岩清水」の場合は、断層によってできた岩盤の裂け目を流れてきており、、石灰岩地帯を通らずにわき出ているようです。中央構造線の近くで、断層も多く、水脈は特定できないようです。年間を通して水温は15度、お茶やコーヒーに用いると大変まろやかでおいしくなるとか、炊飯用にすればご飯がおいしくなるといった評判から、飲料用として地元住民は無論のこと、遠く県外からもポリタンクを持って清水を汲みに来る人が後を絶ちません。

引用元:熊本県総合博物館ネットワーク・ポータルサイトより

なんと、平成9年に「肥後の水資源愛護賞」を受賞しているようです。

上記の記事にも書いていますが、お茶やコーヒーを入れたらおいしいです。

自分は、この水を自宅に持ち帰ってからコーヒーを飲んでみましたが、「コーヒーに角が無い」というか、個人的に苦みもまろやかになった気がしました。

【まとめ】今度は車で行きたい、峠の岩清水でした

今回は、九州の熊本県にある水源「峠の岩清水」へツーリングしたお話でした。

この峠道を「蕨野峠(わらびのとうげ)」と言うようです。

峠と言うだけあってバイクのツーリングには、かなり相性が良い水源だったと思います。

最初に触れましたが、個人的におすすめな「ワールドカントリー倶楽部」が近くにあり、すこし南下すれば『日本一の石段』(3,333段の石段)にも行けます。

※こちらが石段の入り口です。バイクだったので上りませんでした。。。

交通アクセスは、水源の中でもトップクラスのアクセスのしやすさだと思います。

九州以外の方でもレンタカーなどを借りれば、土地勘が無くても気軽に行けると思います。

【それRONの勝手に水源評価】
  • 水源名:峠の岩清水(熊本県)
  • アクセス     :★★★★☆(空港やJRからは少し遠い)
  • 駐車・駐輪スペース:★★★★★
  • 取水の手軽さ   :★★★★☆
  • 周辺施設の充実さ :★★★★☆(トイレがGOOD)
  • リピートの可能性 :★★★★★

総合評価:94/100点

個人的には、再度訪れる時は「自家用車」で行きたいです。

よければポリタンクなどを準備して、このお水で「炊飯」「カップラーメン」を作ってみたいと思いました。

その際は、家族で行って「日本一の石段」にもチャレンジするのもいいかもしれません。

※帰りは嫁に運転お願いしないと大変なことになりそうなので・・・

皆さんも、ぜひ『峠の岩清水』へドライブやツーリングへ行ってみてください。

森のおいしい空気と自然が育んだ天然水は、ほんとうに格別だと思います☆

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