【ゴルフ】練習場では、1階派?2階派?

ゴルフネタ

世のサラリーマンの皆さん、ゴルフ練習場は2階で練習されますか?それとも1階で練習されますか?どっちがいいか迷いますよね。

・1階には、上級者が多いから2階のほうが気楽!!
・1階の出口付近は常連さんが多いから、1階の隅で打ってる!!
・2階は、落ちそうで怖いから1階派!!
・2階は、ネットを超えそうだから1階でしか打たない!!

そんな方々も多いのではないでしょうか?

そんな、疑問や不安を解決できればと思いどちらが良いのか書いてみました。

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【結論】2階のほうがメリットが多い

いきなり結論ですが「練習場では2階のほうがメリットが多い」という答えです。

1階にも2階にもメリット・デメリットは存在します。
巷では「初心者は2階がいい。上級者は1階へ」みたいな記事も見かけますが、自分的には半分正解で半分違うと思っています。
この「初心者は2階。上級者は1階」の意見は、明らかに初心者が目障りな上級者の偏見な意見だと思っています。

プロやプロを目指す研修生は、普通に2階で練習しています。
このことからも、「2階は初心者」という意見は整合性が無いと思います。
逆をいうと「2階で打った方がメリットが多い」という証拠でもあります。

【飛距離】1階と2階では飛距離が変わる

さて、早速ですが1階と2階では同じショットをしたら確実に飛距離が変わります。
当然ですが、2階のほうが飛距離は伸びます。だって、2階のほうが高い場所から打つのだから当たり前ですよね。
ドライバーなどの飛距離が出るクラブとショートアイアンのよう短い飛距離のクラブでは、飛距離差は変わりますが、おおよそ3~5ヤードくらい変わると思っていただいて良いと思います。

1階で練習するメリットとは

具体的に1階で練習によるリットについて話していきます。
メリットが解ると、なぜに1階には上級者が多いのか理解できます。

【1階】アプローチ・ショートアイアンの練習に向いている

1階の練習の最大のメリットが、50y以下のアプローチの練習での距離感の練習です。
そして、100y以下の方向性と距離感の練習がメリットになります。
50y以下のアプローチは、初心者のうちはそれほど重要視していないかと思いますが、上達につれてアプローチの重要性を理解していきます。

プロは、アプローチもさることながらパターを重点的に練習しています。
まさに「パター イズ マネー」という格言があるくらいですから。

なぜ50y以下もしくは100y以下の練習に向いているのかと言うと

①ボールの落としどころが見えるから。
②多くの練習場が、100yくらいまで平坦な練習場が多いから。

以上が理由です。

ボールの落としどころが見えないと、70yに落ちたか?80y落ちたか?実は60yに落ちていたなんてことになりかねません。
100yのショット(特に50y以下のアプローチ)は、レンジボールとコースボールとの誤差が少ないので本番と同じような練習になりやすいです。

【1階】初心者が失敗しがちな練習

初心者のうちは、一人で黙々と練習するというより、数人の仲間と練習したほうが楽しいし、練習場への抵抗感も少ないと思います。
それでいて、先ほども書いた通り1階の練習場には比較的に上級者が多いです。
そこで、初心者が和気あいあいと練習していることで、思わぬ迷惑を掛けてしまうことがあります。
そういったトラブルを避けるためにも、1階での練習は注意を必要だと思います。
だからと言って、最低限の会話やボリュームで話されて楽しみながらの練習は、健康的にもコミュニケーション的にも素晴らしいことなので気にされなくてもいいですけどね。

【1階】受付から近いところが人気

ゴルフバックを運ぶのってちょっぴりめんどくさいですよね。
ゴルフの練習をたくさんされている方は、本能的に受付から近くの打席に座りたがります。
練習場によっては、受付の横に休憩スペースを設けいているところもあるので、常連さんはそこで談笑されていることも多いです。
だいたいのゴルフ練習場は1階に受付があることが多いでしょうから、必然的に1階が上級者や常連さんが多くなる理由の一つでもあります。

2階で練習するメリットとは

具体的に2階で練習によるメリットを話していきます。
このメリットを理解して、なぜに2階のほうがメリットが大きい理由を理解できます。

【2階】アプローチのからロングアイアンまでの落ちどころが見える

1階の練習でのメリットでも触れてますが、ボールがどこに落ちたのか解らないと練習の効果は半減します。
レンジボールとコースボールの打感や弾道が違うので、本番のラウンドと同じような練習環境でないのは事実ですが、やはりおおよその飛距離や弾道は把握したほうが練習になります。

奥のネットが150yくらいまであるとすれば、150yくらいまでのクラブの落ちどころが容易に把握できるので、落ちどころに集中できます。
これが逆に1階だと150yの落ちどころが見えにくく、ついつい弾道や曲がりばかり気にするようになってしまいます。

大事なことを言います。

ゴルフは「狙った場所(カップ)に少ない打数で入れる競技」です。
曲がった球を打とうが低い球を打とうが、狙った場所にボールを打てることが重要なんです。(まっすぐ、右のOBゾーンに行っても仕方がないのです。)

PAR3のティーショットで、大スライスしてカップ30cmに付ける人と、まっすぐ打つけど、グリーン奥のカラーに打った人は、どちらが好スコアかというと、前者ですよね。
この理屈と同じです。
ゴルフは弾道や飛距離を競う競技ではないのです。(ドラコン競技は別ですが・・・)

【2階】スイング軸が傾きにくい

先ほど述べた通り、落としどころを把握しやすいので、目線は自然に地面を見るようになります。
それによって、右肩(右打ちの場合)が下がりにくくなる効果があります。
もし、スライスに悩んでおられる方がいらっしゃったら、ぜひ2階で打ってみてください。その際は、落としどころを意識してくださいね。
いきなりスライスが無くなりませんが、練習を重ねるとスライスは必ず軽減してきます。

この効果は、2階で練習する最大のメリットです。
ゴルファーの7割がスライサーと言われています。それなのに1階で練習したら7割の方はスライスが直りにくいまま練習しているのと同じです。

【2階】比較的に空いていて、静かな空間。ラッキーなことも!

受付をしてから、ゴルフバックを担いで階段上って練習する。
まぁ、めんどくさいかもしれませんね。(自分は慣れているので気になりません)
おかげで、比較的に空いている事が多いです。
ゆっくり、練習に打ち込めます。友達と多少話しても苦情も来ません。

練習場によっては、地元のプロや研修生が練習しているので、生でプロのスイングを見ることが出来ます。(無断で、写メや動画とかは絶対にNGですよ)
スポーツは上手な人のマネから始まります。サッカーや野球もプロの選手のマネをしたりしますよね。

下手すれば、有料動画で見るようなスイングを近くでタダで見れるのですからお得しかありません。

【まとめ】2階のほうがメリットが多い

最初にも書いた通りですが、「練習場では2階のほうがメリットが多い」というのが自分の答えです。
アプローチの距離感に関しては、1階のほうがメリット的に大きいですが、それ以外はほどんど2階のほうがメリットがあります。

何度も言いますが、

ゴルフは「狙った場所(カップ)に少ない打数で入れる競技」です。
曲がった球を打とうが低い球を打とうが、狙った場所にボールを打てることが重要なんです。(まっすぐ、右のOBゾーンに行っても仕方がないのです。)

ゴルフのルールが変わらない以上は、2階で練習することをお勧めします。

もし、あなたがドラコン選手になりたいのなら、1階で練習してもいいかもしれません。ヘッドスピード60m/sを超える世界なので、練習場自体を選びますが。。。

スイングを作る上でも、距離感を養う上でも、2階のほうがメリットが多いというお話でした。また、運よく地元のプロに会えるチャンスも2階のほうが多いので、皆さんもぜひ2階で練習してみてください。

※絶対にプロや研修生の邪魔は、しないでくださいね♪

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