厄介な「夏ラフ」に負けないスイングのお話です。
今回は、かなり独断と偏見になっています♪
夏になると、涼しい山間や高原でのゴルフは本当に気持ちがよく、リフレッシュできるので個人的に夏のゴルフは大好きです。
ただ、一つだけ厄介なものがあります。
それは、「夏ラフ」です。夏のラフは本当に成長がたくましく、比較的に力が弱い女性やご年配の方は苦労されると思います。
先日、ラウンドで女性の方とご年配の方と同時にラウンドしましたが、本当に苦労されていました。
今回は、そんな「夏ラフ」の打ち方・対処方法を書いていこうと思います。
【ズバリ】夏ラフはパンチショットで解決
もったいぶる必要が無いので、早速答えを言います。
夏の根強いラフに捕まったら、「パンチショット」で切り抜けましょう。
距離があろうが無かろうが「パンチショット」を打ってください。
この「パンチショット」を打てば、確実に夏ラフは怖くなくなります。
力に自信がなく「夏ラフ」が苦手な方は、「パンチショット」を多用するだけで確実にスコアメイクが楽になるので覚えてください。
【秘儀?】そもそもパンチショットって何?
もしかすると、この記事を読んでくださっている方が「パンチショット」を知らないと意味が無いので、そもそもパンチショットと何かを軽く説明します。
知っている方は、スキップして結構です♪
「パンチショット」をきちっと説明しようとすると、恐ろしいほどの文字数になりますので、簡単に要点を説明しますので練習場で試してみてください。
皆さんが、練習場で気持ちよく打っている状態は「フルスイング」です。これは誰でもわかると思います。
アプローチなどで、30yや50yを狙うショットを「アプローチショット」や「コントロールショット」と言いますよね。よく「クラブを腰まで上げて打つ」とか「膝までクラブあげて打つ」などのショットのことです。
では、肝心の「パンチショット」とは、フルスイングの力感で少し距離のあるアプローチショットを打つと思ってください。
言い方を変えると、少し距離のあるアプローチショットのスイングでボールを横から叩くイメージです。
ここで超大事なのが「パンチショットは、クラブが加速途中にボールにコンタクトする」のが正式なパンチショットです。
この部分が「パンチショット」と「コントロールショット」の大きな違いです。
※今度、パンチショットの打ち方を書いてみます。
【番手選び】おおよその番手の選び方
だからと言って、残り10yのラフから7番アイアンでパンチショットしないでくださいね。クラブ選びは技術と筋力等で決まってきますが、目安としてフェアウェーからの距離の半分くらい飛ぶイメージだと思うといいかと思います。
例えとして、、、
9番アイアンでフルショットが100yの場合は、夏ラフからパンチショットは50y前後です。(ちなみにフェアウェーからパンチショットしたら70y~80yくらい飛ぶと思ってください)
まあ、あくまでも目安なので距離感は自分で会得するしかないのですが。
「夏ラフ」からのパンチショットは、フルショットの半分の距離とイメージしてもらえると、番手選びに気を遣わずに「パンチショット」に集中できるかと思います。
【なぜ??】パンチショットが有効なのか
力に不安がある方の特徴として、ショットの際に「クラブが加速しきってしまい、ボールへコンタクトすることには減速が始まっている。」方が非常に多いからです。
「夏ラフ」は、ボールの手前でラフの抵抗に負けてラフがクラブに絡まりボールに弱々しく当たるから飛ばない。
力のある男性なら、夏ラフで多少減速してもボールへのコンタクトまで持ちこたえられるが、女性やご年配の方は、ヘッドスピードが速くないので、ボールへ届く前に減速しきってしまいます。
この減速を打開するためにも、「パンチショット」が必要になってくるのです。
上記で書きましたが「パンチショットは、クラブが加速途中にボールにコンタクトする」のが正式なパンチショットです。
加速と減速が相殺しあって、ボールにコンタクトするまでショットのエネルギーが減りにくいのです。
女性やご年配の方・力に不安のある男性などは、通常のショットでもボール手前でエネルギー切れをしてしまい「惰性エネルギーでショット」している方が多くいらっしゃいます。
理想は、ボール当たる瞬間にエネルギーがMAXにならないといけません。
しかし、ボールのかなり手前でエネルギーがMAXの方が以外に多いです。このような方が、「夏ラフ」が苦手な傾向にあります。
【まとめ】パンチショットは色々なシーンで活躍する
今回はあくまでも「夏ラフ対策」としてパンチショットを紹介しました。
しかし、「パンチショット」はスコアアップやスコア安定には必須と言いても過言ではないくらい大事なショットです。
「球を低く抑えたショットを打ちたい」「ラウンド中なのに、なんかスイングリズムがおかしい時」などパンチショットを覚えて置くだけで、ゴルフの選択肢がかなり増えます。
ラウンドする上で、ショット選択肢が増えるということはスコアにもいい影響をもたらしてくれると思います。
夏本番になる前に「パンチショット」を練習して、「夏ラフ」に負けない武器を身に付けて、好スコアを目指してみてはいかがでしょうか?
そもそも、ラフに入れない練習すればいいのではとかいう理論は無しでお願いします♪
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